|
「患者のための医療」へ戻る 医療事故情報 2003年4月〜6月 高田宗明・藤田康幸 編 判決等(民事) ■判決:岡山地裁 H15.2.20 (事故:岡山県/岡山市・山陽病院 1999-04-16) 強制入院25日間で精神的苦痛、認定されず。◇請求棄却 ■判決:千葉地裁 H15.3.12 (事故:千葉県/香取郡小見川町・国保小見川総合病院 1996-04) 下肢切断、捻挫と誤診したことが原因。◆請求認容(約9700万円) ■判決:新潟地裁長岡支部 H15.3.19 (事故:新潟県(おそらく)/病院(詳細不明) 1998-10-15) 開放病棟入院中に離院し、院外で死亡、過失を認めず。◇請求棄却 ■判決:東京地裁 H15.3.20 (事故:東京都/都立豊島病院 2001-03-24) ジャクソンリース回路の接続トラブルで死亡、病院の点検ミスと製造物責任。 ◆請求認容(約5060万円) ■判決:新潟地裁 H15.3.27 (事故:新潟県/五泉市・五泉仁愛クリニック 1999-09-30) 脳梗塞、血圧管理に注意義務違反。◆請求認容(約5100万円) ■判決:新潟地裁 H15.3.28 (事故:新潟県/北蒲原郡中条町・中条病院 1995-10-16) 人工股関節手術で足の機能が低下。医師の説明不足で判断を誤る。◆請求認容(約1920万円) ■判決:岡山地裁 H15.4.2 (事故:岡山県/赤磐郡医師会病院 1995-09) 大腸内視鏡検査で合併症、説明義務違反。◆請求認容(170万円) ■判決:前橋地裁 H15.4.11 (事故:群馬県/桐生市・高木病院 2000-03) 糖尿病で死亡、医師の観察不十分が原因。◆請求認容(7700万円) ■判決:徳島地裁 H15.4.18 (徳島県/麻植郡・島野外科内科 1997-03-06〜10) 感冒から心疾患併発を肺炎と誤診、死亡。◆請求認容(約4376万円) ■判決:東京地裁 H15.4.18 (事故:東京都/東京医科大学病院 1993-01) 骨髄生検で心筋損傷、死期を早めた。◆請求認容(約3700万円) ■判決:高松高裁 H15.4.18 (事故:愛媛県/県立中央病院 1993-04) 心臓カテーテル後に死亡、説明義務違反。愛媛県側の逆転敗訴。◆請求認容(220万円) ■判決:東京地裁 H15.4.21 (事故:東京都/日本赤十字社医療センター 1994-06) 妊娠中の乳がんを誤診。◆請求認容(900万円) ■判決:福岡地裁 H15.4.22 (事故:福岡県/九州大学病院 1999-10) リンデロンA液の副作用で難聴。◆請求認容(約2300万円) ■判決:東京地裁 H15.4.22 (事故:東京都(おそらく)/美容外科(詳細不明) 1995-05-25) 長茎手術の失敗で自殺。◆請求認容(880万円) ■判決:大阪地裁堺支部 H15.4.23 (事故:奈良県/北葛城郡・庄田クリニック 1995-10) IRDSから重度の障害、担当医の過失。◆請求認容(約1億600万円) ■判決:最高裁第1小法廷 H15.4.24 (事故:兵庫県/神戸大学病院 1982) 顔面けいれんの手術ミスで脳出血、死亡。提訴から20年ぶりに大阪高裁・差戻審判決が確定。◆請求認容(約1200万円 ■判決:東京地裁 H15.4.25 (事故:東京都/町田市・日本肢体不自由児協会 1997) 医師の説明不足で遺伝病。◆請求認容(約1760万円) ■判決:東京地裁 H15.4.25 (事故:東京都/日本医科大学第2病院 2000-09-05) ヨード剤ショック、問診不足。◆請求認容(約5252万円) ■判決:大阪地裁 H15.4.25 (事故:大阪府/大阪市立総合医療センター 1996-11) 悪性リンパ腫の化学療法、説明義務違反。◆請求認容(330万円) ■判決:宮崎地裁 H15.4.25 (事故:宮崎県/宮崎医科大学病院) 麻酔注射の後遺症で仕事不能と。◇請求棄却 ■判決:大阪高裁 H15.5.1 (事故:京都府/京都市立病院 1994) 頸椎の手術で手足の麻痺、高裁でも手術ミスを認定。◆請求認容(約6500万円) ■判決:神戸地裁尼崎支部 H15.5.6 (事故:滋賀県/大津市・眼科医院 2000-10-21) 白内障手術後に眼内炎、失明。◆請求認容(約1150万円) ■判決:東京地裁 H15.5.7 (事故:埼玉県/所沢市・防衛医科大学病院 1998-08-20〜09-14) 白内障手術後に網膜剥離、手術治療が遅れて視力低下。◆請求認容(約2700万円) ■判決:大阪高裁 H15.5.7 (事故:大阪府/吹田市民病院 1995-03-10) 帝王切開の遅れで男児死亡、1審判決支持。◆請求認容(約4614万円) ■判決:徳島地裁 H15.5.9 (事故:徳島県/県立中央病院 1999-01-15) 生後2カ月児の頭蓋骨骨折、CTでも読影困難。◇請求棄却 ■判決:鳥取地裁 H15.5.13 (事故:鳥取県/県立中央病院) 不適切な医療で死亡と提訴も棄却。◇請求棄却 ■判決:東京地裁 H15.5.26 (事故:東京都/三鷹市・杏林大学病院 1997-05-12〜16) 肺炎で呼吸不全、人工呼吸で救命可能だった。◆請求認容(約1億7000万円) ■判決:盛岡地裁 H15.5.23 (事故:岩手県/久慈市・県立久慈病院 1998-09) 劇症肝炎で死亡。◇請求棄却 ■判決:福岡高裁 H15.5.27 (事故:福岡県/大牟田市立病院 1993-06) くも膜下出血手術で脳梗塞、病院側の控訴棄却。◆請求認容(約2600万円) ■判決:東京地裁 H15.5.28 (事故:東京都/日本医科大学病院 1998-10) 肝硬変で消化管出血、不適切治療で死亡。◆請求認容(800万円) ■判決:東京地裁 H15. 5.28 (事故:埼玉県/羽生市・羽生病院 1992〜1998-04) 腎不全で死亡、適切な食餌療法で防げた。◆請求認容(1600万円) ■判決:東京高裁 H15. 5.29 (事故:埼玉県/所沢市・富士見産婦人科病院 1980) 富士見産婦人科病院事件、不要な手術を行った事件、医師らの控訴を棄却。◆請求認容(約3億6400万円) ■判決:大阪地裁 H15.5.31 (事故:大阪府/柏原市・大和川病院 ) 抗精神病薬の副作用、イレウスから敗血症で死亡。◆請求認容(約2900万円) ■判決:東京地裁 H15.6.2 (事故:東京都/西東京市・佐々総合病院 1993-03〜1999-06) 虫垂炎手術ミスで11回の腸閉塞。◆請求認容(約824万円) ■判決:東京地裁 H15.6.3. (事故:東京都/日本赤十字社医療センター 1999-06-28) 細菌性髄膜炎で入院翌日に死亡。抗生剤を投与しなかったのは延命可能性の侵害。◆請求認容(約240万円) ■判決:大津地裁 H15.6.9 (事故:滋賀県/大津市・滋賀医科大学病院 1997-07) 院内感染、病院に責任なし。◇請求棄却 ■判決:神戸地裁 H15.6.12 (事故:兵庫県/神戸大学病院 1998-08-23) 脳腫瘍手術3日後に死亡。◆請求認容(約7000万円) ■決定:最高裁第一小法廷 H15. 6.12 (事故:大阪府/泉佐野市・古妻クリニック 1991) 当時未確立な乳房温存療法の説明義務を認定。◆請求認容(約120万円) ■判決:福岡高裁宮崎支部 H15.6.13 (事故:鹿児島県/鹿児島市・厚地脳神経外科 1995-12) 手足のしびれの訴え、帰宅させたが障害、医療法人だけでなく理事長にも責任あり。◆請求認容(約550万円) ■判決:東京地裁 H15.6.18 (事故:神奈川県/横浜市・昭和大学藤が丘病院 1998-06) ゴルフスクールのレッスンプロ、IVHの点滴もれで手の障害。◆請求認容(約6900万円) ■判決:さいたま地裁 H15.6.20 (事故:埼玉県/北本市・吉田病院 1994-08) 女児の障害は、出生時の注意義務違反。◆請求認容(約9200万円) ■判決:横浜地裁 H15.6.20 (事故:東京都/東邦大学附属大森病院 1998-03-30) アナフィラキシーで心停止、問診せず。◆請求認容(約7710万円) ■判決:名古屋地裁 H15.6.24 (事故:愛知県/名古屋第二赤十字病院 1997-01) くも膜下出血を誤診、脳動脈瘤再破裂で死亡。◆請求認容(約2460万円) ■判決:東京地裁 H15.2.24 (事故:神奈川県/横浜船員保険病院 1998-08-04〜10) 扁桃腺摘出術後に大量出血し死亡、手術ミス認める判決。◆請求認容(1億3142万円) ■判決:福岡地裁小倉支部 H15.6.26 (事故:福岡県/北九州市・小倉記念病院 1992-08-08) 脳腫瘍手術ミス、17歳が死亡。判決に10年。◆請求認容(約7270万円) ■判決:広島高裁 H15.6.27 (事故:広島県/広島市民病院 1995-03) 排卵誘発剤の副作用で脳血栓から後遺症。原告が逆転勝訴。◆請求認容(約8558万円) ■判決:東京地裁 H15.6.27 (事故:東京都/墨田区・立花クリニック 1998-10) 透析中に湯たんぽで熱傷、MRSA感染で敗血症、死亡。◆請求認容(2550万円) ◎刑事判決等 ■判決:新潟地裁 H15.3.28 (事故:新潟県/三条市・三之町病院 2001-02-15) 左膝関節全置換手術後に強心剤の過量投与、心不全で死亡。 ▲上告:(事故:神奈川県/横浜市立大学病院 1999-01-11) 横浜市大病院・患者取り違え事件、2審で逆転有罪判決を受けた麻酔科医が上告。 ■判決:東京地裁 H15. 4.18 (事故:東京都/東邦大学附属大橋病院 1995-01-08) 東邦大病院・うつぶせ寝事件、元担当看護師に罰金刑(40万円)。 ■判決(医師法違反):東京高裁 H15. 5.19 (事故:東京都/都立広尾病院 1999-02) 都立広尾病院事件、医療ミス隠し、控訴審も有罪判決。 ◎和解・示談等 ●和解など(情報公開):(事故:岐阜県/岐阜市民病院 1993-12、1995-03、2002-04、2002-04) 子宮鏡検査中の心停止、分娩事故で母子死亡、MRSA感染治療の遅れで死亡、胃穿孔で手術が遅れて死亡、など4件の死亡事故を公表。 ●和解:東京地裁 (2003-04-07まで) (事故:千葉県/銚子市・産科診療所 1999-12) 無痛分娩で新生児仮死。蘇生技術があれば救命可能として、和解成立(5500万円)。再発防止の条項。 ●和解:大阪地裁 (2003-04-10まで) (事故:大阪府/守口市・寺方生野病院 2000-02) 病院で転倒して頚髄損傷。和解成立(約6500万円)。 ●示談:(2003-04-23) (事故:山梨県/甲府市立病院 2001-05-05) 大腸穿孔を誤診し、敗血症で死亡。示談成立(約5000万円)。 ●示談:(2003-05-06まで) (事故:広島県/尾道市民病院 2002-08-19) 内視鏡的腎摘術で十二指腸損傷。謝罪。示談成立(500万円)。 ●示談:(2003-05見込み) (事故:島根県/太田市立病院 2002-12-31) 胃瘻チューブが逸脱し腹膜炎、死亡。届出。謝罪。示談成立(1000万円)へ。 ●和解:京都地裁(2003-03-12) (京都府/与謝郡・府立与謝の海病院 2000-10) 肺がん、気管切開手術も肺炎悪化、死亡。和解成立(200万円)。 ●和解:福岡高裁(2003-05-09) (事故:熊本県/熊本大学病院 1981-03-05) 乳がん手術中に気管支喘息発作、低酸素脳症から脳障害。和解成立(3750万円)。 ●和解:東京高裁(2003-05-09) (事故:神奈川県/「仁厚会」病院 ) 採血で右手に感覚障害の後遺症、和解成立(450万円)。 ●和解:札幌地裁(2003-05-12) (事故:東京都/大塚美容形成外科医院 1999-01) 顎の形成手術でしびれの後遺症、和解成立(約950万円)。 ●示談:(2003-05-14まで) (事故:埼玉県/川口市立医療センター 1998-01〜08) 骨折手術に用いたねじが2度も破損。示談成立(300万円)。 ●和解:横浜地裁(2003-05-06以降) (神奈川県/茅ヶ崎市:茅ケ崎市立病院 1998-07-23) 扁桃摘出術後の出血事故、カルテ改竄を認めて、和解成立(8000万円)へ。 ●和解:東京高裁(2003-05-27) (事故:栃木県/宇都宮市・国立栃木病院 1984-12) 仮死で脳障害、第一審全面敗訴だったが、控訴審で和解成立(350万円)。 ●示談:(2003-02-28) (事故:福島県/いわき市・市立総合磐城共立病院 2001-09-04〜11) 汎発性腹膜炎の診断遅れ、敗血症で死亡。示談成立(約6000万円)。 ●示談:(2003-05-22) (事故:宮崎県/県立宮崎病院 2001-04) 頸椎の手術後、出血による窒息で脳障害。謝罪。示談成立(約8090万円)。 ●示談:(2003-05まで) (事故:宮崎県/県立日南病院 2001-05) 股関節の手術で神経損傷。示談成立(約3870万円)。 ●和解:広島地裁(2003-06-06までに合意) (事故:広島県/広島市民病院 2000-03) 心臓手術後の管理ミス、責任を認めて、和解成立(約2億円)。 ●和解:大阪高裁(2003-06-13) (事故:大阪府/守口市・関西医科大学病院 1994-06) 乳房切断後に良性と判明、説明義務違反、和解成立(170万円)。 ●示談:(2003-06-18まで) (事故:奈良県/県立医大病院 2002-11-05) 心臓カテーテル検査でミス。謝罪、示談成立(31万円)。 ●示談:(2003-06-26まで) (事故:京都府/宇治市・第二岡本総合病院 1999-10) 肝がん切除手術でがんの取り残しミス。示談成立。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎民事手続(提訴、訴訟中) ▲提訴:奈良地裁葛城支部 (2003-02) (事故:奈良県/北葛城郡上牧町・奈良友紘会病院 2001-09-07) 交通事故で救急搬送、肝破裂を見逃し死亡。遺族が提訴。捜査中。 ▲訴訟中:水戸地裁土浦支部(2003-04-07) (事故:茨城県/つくば市・筑波大学病院 2000-07) 病理検査で検体を取り違えて肺切除。訴訟で病院側は争う姿勢。 ▲提訴:大阪地裁(2003-04-09) (事故:大阪府/西淀病院 1999-06) ペースメーカー埋め込み術後にMRSA敗血症で死亡。遺族が提訴。 ▲提訴:新潟地裁(2003-04-12まで) (事故:新潟県/桑名病院 2002-03) 適切な看護が受けられずに死亡。遺族が提訴。 ▲提訴:津地裁(2003-4-16まで) (事故:三重県/名張市立病院 2001-02) 脳梗塞で入院中、下肢動脈血栓で下肢切断。検査・治療が不十分と提訴。 ▲訴訟中:新潟地裁(2003-04-15) (事故(調剤ミス):新潟県/調剤薬局 2001-05) 喘息の薬を10倍量処方。調剤薬局などを提訴。 ▲提訴へ:徳島地裁 (2003-04-18以降) (事故:徳島県/徳島逓信病院 2003-01-20) 巨大児、新生児仮死からまもなく死亡。両親が提訴へ。 ▲提訴(薬害C型肝炎):福岡地裁(2003-04-18) (事故:薬害C型肝炎 1980〜88) 血液製剤の投与によりHCVに感染した10人が国と製薬会社に損害賠償請求の提訴。 ▲提訴:大阪地裁(2003-04-19以降) (事故:大阪府/北区の総合病院 2001-111) ペースメーカー植え込み術は不必要だったとして提訴へ。 ▲提訴:仙台地裁(2003-04-18まで) (事故:宮城県/仙台市・東北大学病院 1997-04) 神経ブロック注射でRSD、説明なしとして提訴。 ▲提訴:徳島地裁(2003-04-23まで) (事故:徳島県/板野郡内の病院 2002-09-25) 蕁麻疹の点滴後に死亡、点滴の副作用として提訴。 ▲提訴:静岡地裁沼津支部(2003-04-24まで) (事故:静岡県/富士市立中央病院 1999-08) 疥癬を別疾患と誤診、不必要な治療を受けたとして提訴。 ▲訴訟中:東京地裁(2003-04-25現在) (事故:東京都/日本医科大学病院 2001-08) 院内感染禍中の死亡、因果関係を否定。 ▲訴訟中:仙台地裁(2003-04-28) (事故:宮城県/東北大学病院 2001-04-25) MRSA院内感染後に死亡。口頭弁論で病院側は、死因はインフルエンザと反論。 ▲提訴:前橋地裁(2003-05-06まで) (事故:群馬県/渋川市・国立療養所西群馬病院 2002-01-16) 脳梗塞で死亡。医師の見落としが原因として提訴。 ▲提訴:甲府地裁(2003-05-12) (事故:山梨県/東八代郡石和町・石和温泉病院 2002-07-09) 嚥下障害のある患者がパンで窒息し死亡、看護に落ち度があったとして、遺族が提訴。 ▲訴訟中:横浜地裁川崎支部(2003-05-13) (事故:神奈川県/川崎市多摩区・産婦人科医院 2001-08) 帝切が遅くて脳性麻痺。被告側は争う姿勢。 ▲提訴:新潟地裁(2003-05-12まで) (事故:新潟県/豊栄市・豊栄病院 1996-02) 高齢者に薬の過剰投与が死亡の原因として、遺族が提訴。 ▲提訴:千葉地裁(2003-05-13まで) (事故:千葉県/浦安市・浦安市市川市民病院 2002-01-11) 心不全から死亡、不適切な治療として、遺族が提訴。 ▲提訴:東京地裁(2003-05-14) (事故:千葉県/野田市・小張総合病院 2001-01) 胆のう炎をがんと誤診、肝切除術を受け死亡。遺族が提訴。 ▲提訴:東京地裁地裁八王子支部(2003-05-09) (東京都/町田市・おか脳神経外科 2001-09-18) 脳腫瘍手術後に急性心不全で死亡。遺族が提訴。 ▲訴訟中:大阪地裁(2003-05-12) (事故:大阪府/松原市・松原徳洲会病院 2002-09) OPCABで心停止、4カ月後に死亡。遺族が提訴し、口頭弁論。 ▲提訴:岐阜地裁大垣支部(2003-05-17まで) (事故:岐阜県/大垣市民病院 2002-09-04〜10-07) 説明なしに抗がん剤「イレッサ」を投与され死亡。遺族が提訴。 ▲提訴:静岡地裁沼津支部(2003-05-17まで) (事故:静岡県/富士市立中央病院 2000-07-05) 男児の骨折治療で後遺症。診断ミスとして提訴。 ▲提訴:高松地裁(2003-05-20まで) (事故:香川県/香川医科大学病院 2001-01-05) けいれん発作で右半身麻痺の後遺症、不十分な診断などとして提訴。 ▲訴訟中:静岡地裁浜松支部(2003-05-19) (事故:静岡県/浜松医科大学病院 1999-10) 心臓手術で脳梗塞をきたしたとして提訴。口頭弁論で被告が反論。 ▲提訴(薬害C型肝炎):仙台地裁(2003-05-21 ) (事故:三菱ウェルファーマ、ベネシス、日本製薬 1970〜1980年代) フィブリノーゲンによる薬害肝炎訴訟、感染者3人が仙台で提訴。 ▲提訴:神戸地裁豊岡支部(2003-05-22まで) (事故:兵庫県/豊岡市・公立豊岡病院 2002-01-11) DKAで適切な治療を受けられずに死亡。遺族が提訴。 ▲訴訟中:横浜地裁川崎支部(2003-05-22) (事故:神奈川/川崎協同病院 1994-04) 塵肺をがんと誤診、開胸手術。口頭弁論で本人尋問。 ▲訴訟中:徳島地裁(2003-05-23) (事故:徳島県/徳島逓信病院 2003-01-20) 仮死状態で生まれた巨大児、帝王切開をすべきとして提訴。 ▲提訴:奈良地裁葛城支部(2003-05-26まで) (事故:奈良県・大和高田市立病院 2003-04-04) 前立腺手術で大量出血、6日後に死亡。遺族が提訴。捜査中。 ▲提訴:新潟地裁高田支部(2003-05-27まで) (事故:新潟県/上越市・上越総合病院 2000-06) 組織の生検で神経損傷により後遺症として、提訴。 ▲提訴:熊本地裁(2003-05-28まで) (事故:熊本県/熊本大学病院 1997-02〜04) 放射線治療で放射線脊髄症。過量照射として提訴。 ▲提訴:大分地裁日田支部(2003-06-03) (事故:大分県/玖珠郡・高田病院 2001-08-14) 出生直後から高熱、化膿性髄膜炎で後遺症。検査・予防が不十分として提訴。 ▲訴訟中:静岡地裁(2003-06-04) (事故:藤枝市立総合病院 1998-08-10〜12) 帝王切開の申し出を拒んで、重度脳性麻痺。口頭弁論で病院側は争う姿勢。 ▲提訴:横浜地裁(2003-06-10) (事故:神奈川県/横浜市・県立精神医療センター芹香病院 2002-06-11) 統合失調症にECT、容体急変して死亡。遺族が提訴。 ▲提訴:長野地裁(2003-06-13まで) (事故:長野県/小諸市・小諸厚生総合病院 2002-05-19〜26) 人工呼吸中に自己抜管、心肺停止。遺族が提訴。 ▲提訴:新潟地裁(2003-06-16まで) (新潟県/長岡市・長岡赤十字病院 1996-04〜2000-10) SASをてんかんと診断され、提訴。 ▲提訴:さいたま地裁(2003-06-17) (事故:埼玉県/埼玉医科大学病院 1998-11〜12) 脳手術後に出血性脳梗塞、死亡。手術ミスとして遺族が提訴。 ▲提訴:千葉地裁(2003-06-18) (事故:千葉県/茂原市・産婦人科医院 20001-09-05) 不適切な分娩で新生児仮死、死亡。両親が提訴。 ▲訴訟中:東京地裁(2003-06-19) (事故:東京都/東村山市・ハンセン病国立療養所「多摩全生園」 1970〜92) ハンセン病、不適切な治療で後遺症として提訴。口頭弁論で国は争う姿勢。 ▲提訴(薬害C型肝炎):東京地裁・名古屋地裁(2003-06-20) (事故:薬害C型肝炎 1981〜88) 東京と名古屋で薬害C型肝炎の第2次提訴。 ▲提訴:盛岡地裁(2003-06-28まで) (事故:岩手県/水沢市・総合水沢病院 2000-12-29) 出生後のくも膜下出血、医師の過失が関係として提訴。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎刑事手続(送検・起訴・略式起訴・訴訟中など) ▲送検:名古屋地検(2003-04-15) (事故:愛知県/市立半田病院 2002-03) 胃チューブの挿入ミスで女性死亡。医師を書類送検。 ▲送検:東京地検(2003-04-18まで) (事故:東京都/足立区・個人病院 2002-05-31) 造影剤でショック、死亡。院長を書類送検。 ▲検察審査会:(2003-04-24まで) (事故:宮城県/仙台市の病院 1998-05-30) 悪性症候群、死亡。不適切な医療に不起訴は不当と議決。 ▲送検:大阪地検(2003-05-14) (事故:大阪府/八尾市立病院 2001-06-11) 動脈ラインが外れ出血死。医師を書類送検。 ▲訴訟中:京都地裁(2003-04-20) (事故:京都府/京都大学病院 2002-02-28) 京大病院・エタノール事件、弁護側証人の看護部長が証言。 ▲送検:名古屋地検(2003-05-23) (事故:愛知県/稲沢市・市立稲沢市民病院 2001-07-09) ペースメーカー植え込み術で心臓に穴、死亡。医師2人を書類送検。 ▲送検:東京地検(2003-06-04) (事故:東京都/桜台病院 2002-01〜12) 当直医が自宅待機は医療法違反として、理事長ら7人を書類送検。 ▲訴訟中:東京地裁(2003-06-09) (事故:東京都/東京女子医科大学病院 2001-03-02) 東京女子医大病院・人工心肺事件、カルテ改竄はまったく知らなかった、公判で元教授が証言。 ▲訴訟中:仙台地裁(2003-06-13) (事故:宮城県/仙台市・北陵クリニック ) 北陵クリニック筋弛緩薬事件、麻酔科教授が筋弛緩剤投与の症状と異なると証言。 ▲検察審査会:(2003-06-20まで) (事故:埼玉県/川越市・埼玉医科大学総合医療センター 2000-09〜10-07) 埼玉医大・抗がん剤事件、偽診断書作成・同行使容疑で科長の不起訴不当の議決。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎その他 ▲事故:東京都/東京大学病院 2003-03-13 CT検査で血管内に空気を注入、患者は一時意識不明の重体に。 ▲事故:岩手県/花巻市・総合花巻病院 2001-08-10 救急搬送患者が治療中に急変、鎖骨下静脈確保で胸腔内出血が原因か。捜査中。 ▲事故:秋田県/市立秋田総合病院 2003-04-01 10倍の速度で輸液、女性が心不全で死亡。謝罪。 ▲事故:山口県/山口大学病院 2003-03 鼻の手術中にくも膜下出血、死亡。 ▲事故:栃木県/河内郡・自治医科大学病院 2003-01 静脈カテーテルの挿入ミスで患者死亡。謝罪。捜査中。 ▲事故:茨城県/牛久市・つくばセントラル病院 2003-04-05 腹腔鏡視下胆のう摘除術後に失血死。捜査中。 ▲事故:佐賀県/佐賀市・牧野医院 2003-04-07 透析中に送血側の針が外れ、患者死亡。 ▲事故:群馬県/前橋市・群馬大学病院 2003-03 造影剤投与で副作用死。 ▲事故:群馬県/前橋市・群馬大学病院 2003-01 レーザーの発火で気管熱傷の患者、死亡。 ▲事故(輸血):静岡県/三島市・三島社会保険病院 2003-04-10 交通事故の男性、異型輸血後に死亡。 ▲内規違反:東京都/東京大学病院 2002-01〜08 倫理委員会と患者の承諾を得ずに臨床研究。 ▲事故:栃木県/小山市民病院 2002-06-03 鼻の手術でガーゼ状保護材を遺残。謝罪。 ▲処分:2003-04-11(事故:島根県/松江市立病院 2002-04) 脳室-腹腔短絡術でミスの脳外科医らを処分。 ▲事故(情報公開):愛知県/名古屋刑務所 1998-2001 刑務所で7件の医療ミス。 ▲事故(調剤ミス):宮城県/仙台市・東北大学病院 2003-02-19 調剤ミスで100倍量のテオフィリン服用患者、多臓器不全で死亡。 ▲事故:山梨県/北都留郡上野原町・三生会病院 2003-04-24 電気痙攣療法で心肺停止し、死亡。 ▲事故:京都府/京都大学病院 2003-05-04 生体肝移植でドナーが死亡、肝臓の取りすぎ。 ▲事故:香川県/三豊郡・公立三豊総合病院 2003-05-08 中心静脈確保で頸動脈損傷、出血して死亡。謝罪。 ▲事故:秋田県/湯沢市・雄勝中央病院 2002-10-04 患者取り違え、9倍量のMSコンチン錠を服用させる。 ▲事故:北海道/札幌市・北海道大学病院 2000-10 静脈麻酔薬を5倍量投与、幼児が一時呼吸停止。 ▲事故:東京都/東京大学病院 2003-05-09 胸部大動脈瘤の血管内手術で動脈損傷。捜査中。 ▲事故(輸血):北海道/根室市・市立根室病院 2003-04-07 肺がん手術で異型輸血、A型患者にB型血液。 ▲事故:北海道/旭川赤十字病院 2003-05 薬剤と蘇生、二重のミスで患者が重体。 ▲事故:滋賀県/愛知郡・湖東記念病院 2003-05-22 人工呼吸中の患者、チューブが外れて死亡。捜査中。 ▲事故:長野県/長野赤十字病院 2003-04-26 未熟児4人に消毒用アルコールを誤注腸。謝罪。 ▲事故:山梨県/山梨厚生病院 2003-04-21 胆のう摘出術でガーゼ遺残、翌日再手術。 ▲事故:秋田県/秋田大学病院 2003-05 股静脈に透析用カテーテル挿入、血管損傷して出血死。謝罪。捜査中。 ▲事故(情報公開):兵庫県/兵庫県立病院 2002年度 11の県立病院で計74件の医療事故。 ▲事故:東京都/東部地域病院 2003-03-09 腸閉塞で入院も、引き継ぎの不手際で死亡。謝罪。 ▲事故(情報公開):愛知県/県立の6病院 2003-01〜03 愛知県立の6病院、3カ月に66件の医療事故。 ▲事故(情報公開):全国の国立病院 2002年度 国立病院の事故124件、厚労省が公開。 ▲事故(情報公開):大阪府/吹田市・国立循環器病センター 1993-07、1994-05) 心臓手術で縫合針を置き忘れ。謝罪。 ▲事故:宮城県/仙台市・献血車 2003-05-15 献血車の看護師、A型とB型のラベルを貼り間違える。 ▲事故(医療機器不良):大阪府/大阪市内の総合病院 2003-03 米国セントジュードメディカル社のペースメーカーが故障。 ▲医薬品副作用情報:厚労省 2001年度 2001年度、副作用による死亡報告は1239件。 ▲事故:鹿児島県/姶良郡・県立姶良病院 2003-06-05 パンを喉につまらせ。窒息死。 ▲事故(医療機器不良):福岡県/ 2003-05-20 埋め込み型除細動器「ジェム」、作動せず回収。 ▲事故(調剤):静岡県/富士宮市・国立療養所藤病院 2002-12-26 粉末、モルヒネと間違え、コカインを調剤。謝罪。 ▲事故(情報公開):三重県/4つの県立病院 2002-08〜2003-03 三重県立4病院、昨年度の医療事故は4件。 ▲事故:広島県/国立療養所原病院 2002-11-18 間違えて水道水を入れた輸液バッグを点滴。謝罪。 ▲事故(予防接種ミス):熊本県/2002-12〜2003-05 県内で3件の予防接種ミス。 ▲事故(院内感染):宮城県/塩釜市・菅原内科胃腸科医院 「B型肝炎感染調査検討会」で院内感染との見方。 ▲事故(院内感染):福井県/福井市内の産婦人科医院 2002-11〜2003-05 職員が結核感染、患者や同僚に院内感染。 ▲事故(情報公開):山形県/4つの県立病院 2002-10〜2003-03 山形県立4病院、2002年度下半期の医療事故は10件。 ▲事故:青森県/八戸市・八戸市民病院 2003-06-02 間違えて1歳男児にインスリン注射。 ▲事故:愛知県/豊橋市・国立豊橋東病院 2002-12-05 脳内出血で、左右を間違えて開頭。謝罪。 ▲事故:東京都/梅田病院 2003-04-29 肺炎患者が食事後に急変、死亡。 ▲事故(情報公開):神奈川県/横浜市立大学附属の2病院 2002年度) 横浜市大の2つの付属病院で11県の医療事故。 ▲事故:福岡県/北九州市・市立夜間休日急患センター 2003-01-20 自転車事故の患者、創縫合したまぶたに歯の破片。謝罪。 ▲事故:神奈川県/横浜市・横浜旭中央総合病院 2003-06-23 右股静脈の点滴ルート、接続が外れて失血死。謝罪。捜査中。 ▲事故:岐阜県/岐阜市民病院 2003-06-24 中心静脈カテーテル挿入ミスで輸液漏れ、呼吸不全から死亡。捜査中。 ▲事故(情報公開):岐阜県/3つの県立病院 2002-10〜2003-03 岐阜県がガイドラインを受け、医療事故を公表。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「患者のための医療」へ戻る |
|