|
「患者のための医療」へ戻る 医療事故情報(2001年11月〜2002年1月) 2001年11月分 ▲事故:新潟/県立小出病院 2001-08 内視鏡で大腸を損傷、縫合後に急変し、死亡 ●判決:岡山地裁2001-11-06 (事故:岡山/児島中央病院 時期不明) がんの内視鏡検査後に急性膵炎。治療薬の投与も誤り、死亡。認容額約6720万円 ●示談 (事故:愛知/岡崎市民病院 2000-07) 生体腎移植に際してドナーの血液型確認を怠り危うく手術。約210万円の賠償へ ▲事故:北海道/市立室蘭総合病院 2001-09 点滴液が胸腔内に漏れる点滴ミスで死亡。示談へ ▲事故:北海道/市立室蘭総合病院 2001-10 肺がん手術中に大量出血し死亡。示談へ ▲送検(事故:愛知/名古屋市港区・産婦人科医 2000-08) 陣痛促進剤の誤使用、転院させず死亡。書類送検 ▲提訴:神戸地裁尼崎支部 (事故:兵庫/西宮市・清和会笹生病院 2000-12) 劇症型心筋炎で、初期診断のミスにより死亡と提訴 ▲起訴 (事故:東京/大田区・城南福祉医療協会大田病院 2000-08) 気管切開チューブの交換でミスとして、看護婦を略式起訴 ●示談 (事故:大阪/関西医大病院 2000-04) IVH中にビタミン補給せず、死亡。謝罪し、7000万円で示談 ●示談 (事故:神奈川/平塚市民病院 2000-07) 扁桃手術後に綿球が気管支に入り、肺炎に。50万円の賠償へ ●示談 (事故:北海道/市立小樽病院 1997-07) 術後出血で、後遺症。900万円の賠償 ▲事故:神奈川/病院外 2000-01 携帯用酸素ボンベが破損し、熱傷 ■判決:大津地裁2001-11-26 (事故:滋賀/滋賀医大病院 1991-11) 解離性脳動脈瘤の血管内手術で合併症、5日後に死亡。認容額8800万円 ■判決:最高裁第三小法廷2001-11-23 (事故:大阪/泉佐野市の医院 1991-02) 乳がんの乳房温存療法につき説明不十分。最高裁が差し戻し ■判決:東京地裁 2001-11-27 (事故:東京/聖路加国際病院 1996-01) 帝王切開でガーゼ置き忘れ。認容額約470万円 ●示談 (事故:広島/広島市民病院 1999-11) 内視鏡検査中に脳内出血で後遺症。約6700万円賠償 ■判決:広島高裁松江支部2001-11-28 (事故:鳥取/県立中央病院 1986-11) 腹部膿瘍の手術でチューブに切れ目、腹膜炎を起こし死亡。認容額790万円 ▲事故:愛知/春日井市民病院 2001-11 患者体内に器具残し縫合。術後X線写真で気付き再手術 ▲提訴:仙台地裁 (事故:宮城/JR仙台病院 1997-10) 悪性リンパ腫で脾摘、術後出血で死亡 ▲事故:東京/東京大病院 2001-09 死後の臓器提供の女性に器具置き忘れ ●和解:大阪地裁2001-11-30 (事故:北海道/札幌市内の診療所 1999-06) 急性白血病をかぜと誤診、遺族と和解、6200万円の賠償 2001年12月分 ■判決:東京簡裁2001-11-20 (事故:東京/大田区・城南福祉医療協会大田病院2000-08) 気管切開チューブの交換で呼吸不能、低酸素脳症。罰金40万円 ▲提訴:新潟地裁長岡支部 (事故:新潟/長岡赤十字病院 1997-05) 脳梗塞を誤診され、後遺症として提訴 ▲送検 (事故:新潟/三条市・医療法人嵐陽会三之町病院 2001-02) 強心剤の過剰投与で死亡。医師2人を書類送検 ●示談 (事故:愛知/半田市民病院 2000-06) 良性肝腫瘍を大腸がん転移と誤診。約85万円の賠償へ ●和解 (事故:福岡/町立芦屋中央病院 1994-) 骨折を見落とされ、後遺症。900万円で和解へ ▲提訴:横浜地裁 (事故:横浜栄共済病院 1999-12) モルヒネで死亡として提訴 ▲送検 (事故:青森/国民健康保険五戸総合病院 2000-04) 点滴ミスで流産。助産婦らを書類送検 ▲事故:愛知/名古屋市立大病院 2001-06 輸血用カテーテルが切断し静脈内に遺残、心臓に達する ▲提訴:大阪地裁 (事故:大阪/枚方市民病院 1996-02) 乳がんではないのに乳房を切除したなどとして提訴 ■判決:東京地裁2001-12-17 (事故:埼玉/防衛医大病院1990) 術後筋力低下の説明不足。認容額約500万円 ■判決:名古屋地裁2001-12-19 (事故:岐阜/岐阜大病院 1992-08) 心臓手術後に失明、認容額約2500万円 ■判決:仙台地裁2001-12-20 (事故:宮城/公立気仙沼総合病院 1992-03) 羊水塞栓、過失あるが救命は困難。認容額約720万円 ■判決:千葉地裁2001-12-20 (事故:千葉/千葉労災病院 1995-07) 舌がん手術後、急変し植物状態、その後死亡。認容額約5770万円 ●和解:静岡地裁2001-12-20 (事故:静岡/清水市立病院 1994-01) 脳腫瘍手術で両眼失明。5000万円で和解 ▲起訴 (事故:山梨/甲府市・松田産婦人科医院 1997-03) 偽証教唆で院長を起訴、証言した看護婦を偽証で起訴 ▲提訴:東京地裁 (事故:東京/都立豊島病院ほか 2001-03) 人工換気用具の接続不良で乳児死亡として提訴 ▲提訴:甲府地裁 (事故:山梨/西部の医院 1998-08) 出生後の治療が不適切で脳性麻痺として提訴 ▲提訴:仙台地裁 (事故:宮城/東北大病院 1999) 人工心肺装置から血液中に空気が入り後遺症として提訴 ▲事故:東京/東京女子科大病院 2001-03 心臓手術で人工心肺装置の操作ミスで死亡 ▲事故:北海道/天塩町立国民健康保険病院 2000-10 マル秘の診療行為経過確認書に医療過誤の記載 ▲事故:山口/県立精神病院静和荘 2000-05 不審死を警察に届出ず 2002年1月分 ▲事故:石川/公立能登総合病院 2001-12 新生児に抗生剤が基準量の6倍 ▲送検 (事故:大阪/大阪赤十字病院 1999-12) 抗がん剤過剰投与の死亡。元研修医を書類送検 ▲告訴 (事故:東京/東京女子医大病院 2001-03) 人工心肺の操作ミスで死亡として告訴 ▲事故:大阪/大阪大病院 1995 顎のがん治療で過誤。カルテの一部が不提出のまま結審へ ▲送検(事故:秋田/市立秋田総合病院 2001-08) 新生児にホウ酸水を飲ませ中毒症。助産婦を書類送検 ▲事故:東京/東京慈恵会医大病院 2001-12 不整脈などで入院中の男性が急死、警察に届出 ▲事故:北海道/市立小樽病院 2002-01 人工呼吸器の電源入れ忘れ、死亡 ▲提訴:東京地裁 (事故:千葉/帝京大市原病院 1998-12) 無理な出産で重い障害 ▲提訴:横浜地裁 (事故:神奈川/横浜市立大病院 1999-09) 帝王切開などを怠り新生児に重度障害として提訴 ▲告訴 (事故:東京/東京医大八王子医療センター 2001-05) 血腫確認せずと、担当医を告訴へ ■判決:東京地裁2002-01-16 (事故:東京大学医科学研究所付属病院 1996) 不適切な輸液で後遺症。認容額800万円 ■判決:大阪地裁2002-01-16 (事故:大阪/高槻市・村上外科 1999-01) アレルギー過敏症の患者がショック死。認容額約7300万円 ▲提訴:新潟地裁 (事故:新潟/新潟大病院 2001-01) 動脈と静脈を間違えて継ぐ。調停不調で提訴 ▲提訴:新潟地裁 (事故:新潟/新潟大病院 2000-10) 脊髄腫瘍の疑いで転院し、そのまま手術、術中に腫瘍ではなくヘルニアと判明 ▲提訴:那覇地裁 (事故:沖縄/浦添市の病院 1994-04) 脊髄麻酔で下半身麻痺と提訴 ●示談 (事故:愛知/国立名古屋病院 1997-09) 子宮摘出手術後大量出血で死亡。病院が5000万円の賠償 ■判決:最高裁第三小法廷 2002-01-22 (事故:北海道/道立札幌医大病院 1990-08) 説明不足で適切な移植時機を逸した、400万円の損害賠償が確定 ■判決:札幌地裁2002-01-25 (事故:北海道/国立札幌病院 1995-01) 術後縫合不全で死亡。認容額約4700万円 ▲事故:東京/世田谷区・伊藤脳神経外科病院 2002-01 セラチア菌院内感染、原因はヘパリン生食への菌混入? ■判決:東京地裁2002-01-28 (事故:千葉/帝京大市原病院 1992-06) 検査中に脳動脈瘤が破裂し1カ月後に死亡。認容額約1億7000万円 ■判決:高松高裁2002-01-29 (事故:高知/高知市・防治会の病院 1994) MRSAに院内感染し、死亡。遺族が逆転勝訴、認容額約1650万円 ■判決:広島地裁2002-01-30 (事故:広島/広島市佐伯区・五日市記念病院 1997) 脳動脈瘤の検査で脳梗塞。認容額約5000万円 ■判決:東京高裁2002-01-31 (事故:神奈川/藤沢市民病院 1998-07) 安易に帰宅させたとして、遺族が逆転勝訴。認容額約2200万円 ■判決:東京高裁2002-01-31 (事故:神奈川/相模原協同病院 1993) 玩具で窒息し、障害。男児側が逆転勝訴、認容額約1億3400万円 「患者のための医療」へ戻る |
|