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「患者のための医療」へ戻る 医療事故情報(2002年2月〜2002年4月) ●2002年2月分● 【判決】 ■判決:鹿児島地裁H14.2.5 (事故:不明/大学病院 1997-04) ◇食道がんで入院、MRSA感染。請求棄却。 ■判決:東京高裁H14.2.7 (事故:千葉/千葉市立海浜病院 1995-07) ◇人工心肺装置の異常で脳障害。病院と医療機器メーカーの双方に責任。請求認容(1億2600万円) ■判決:大津地裁H14.2.7 (事故:滋賀/大学病院 1991-11) ◇脳動脈瘤の治療のため塞栓術、くも膜下出血を発症し、死亡。請求認容(約8800万円)。 ■判決:東京地裁H14.2.13 (事故:東京/東京都済生会中央病院 1989-01) ◇人工呼吸中に低酸素脳症で後遺症。請求認容(約9400万円) ■判決:名古屋高裁H14.2.14 (事故:岐阜/熊谷医院 1994-04) ◇分娩に長時間を要して児が死亡。処置に過失。請求認容(約3600万円) ■判決:仙台地裁H14.2.14 (事故:宮城/社団法人の病院1995-11) ◇女児が喘息発作をこじらせ、肺炎を起こして死亡。請求棄却。 ■判決:名古屋地裁H14.2.18 (事故:愛知/春日井市民病院 1996-04) ◇未破裂脳動脈瘤手術で後遺症。手技に過失。請求認容(約8300万円) ■判決:熊本地裁H14.2.21 (事故:熊本/熊本大学病院 1998-05) ◇胆石症手術の合併症による出血死につき過失。請求認容(約3400万円) ■判決:東京地裁H14.2.25 (岡山/岡山市の産婦人科医院 1999-09) ◇胎児の発育状態や成熟度を慎重に確認すべきだった。請求認容(450万円) ■判決:札幌高裁H14.2.28 (事故:北海道/国立函館病院 1991-08) ◇脳障害の存在を疑わなかったのは見落とし。請求認容(約1900万円) ■判決:東京地裁H14.2.28 (事故:東京/渋谷区の診療所 1996-11) ◇脂肪吸引手術後に死亡。請求認容(550万円) ■判決:神戸地裁尼崎支部H14.2.28 (事故:兵庫/県立西宮病院 ) ◇C型肝炎で治療中に食道静脈瘤。説明義務違反。請求認容(約800万円) 【示談・和解】 ●示談:H14.2.19まで (事故:東京/東京女子医科大学病院 2001-03) ◇人工心肺事故で死亡の女児の遺族、示談(金額不明) ●和解2001-12:名古屋高裁 (事故:岐阜/岐阜大学病院 1990-10) ◇労災事故、手術後に敗血症の訴訟で和解(約6200万円) ●和解:千葉地裁松戸支部 (事故:千葉/国保松戸市立病院 1993-11) ◇火傷後に低酸素脳症の訴訟で和解(3300万円)へ。 【その他】 ▲提訴:青森地裁弘前支部H14.2.6 (事故:青森/国立弘前病院 1995-04) ◇手術で体内にチューブ置き忘れにつき、提訴。 ▲事故:神奈川/横浜市内の公立中学校 1997-04 ◇BCG接種で皮膚に障害。 ▲事故(食中毒):広島/公立三次中央病院 2002-02 ◇病院の食事で食中毒。43人に嘔吐や下痢症状。 ▲提訴:広島地裁H14.2.6 (事故:広島/広島市民病院 2000-03) ◇心臓手術後に脳障害をきたしたとして、提訴。 ▲事故:茨城/県健診協会 2001-12 ◇胃がん検診で14人に誤った結果を通知。 ▲提訴:さいたま地裁H14.2.13 (事故:埼玉/埼玉医科大学総合医療センター 1991-07) ◇ 抗不整脈薬の注射で痙攣が起こり、後遺症が残るとして、提訴。 ▲起訴:札幌地裁H14.2.13 (起訴事実:北海道札幌市/市立札幌病院 1998-08〜2001-3) ◇救命センターで歯科医師が専門外診療として、センター部長を医師法違反で在宅起訴。 ▲事故(院内感染):愛知/公立陶生病院 2001-10 ◇新生児がMRSA院内感染。 ▲事故:宮崎/市国民健康保険病院 事故日不明 ◇看護婦が点滴患者を誤認し、2.5時間後に死亡。 ▲事故(院内感染):愛知/市立半田病院 2002-01 ◇MRSA、10人が院内感染、3人が死亡。 ▲告訴(事故:千葉/船橋医療センター 1999-06) ◇入院中のうつぶせ寝による死亡に対し、告訴。 ▲事故:神奈川/横浜市立港湾病院 2001-08 ◇顎の矯正手術後に、気道閉塞から低酸素脳症に。 ▲事故:東京/東京大学病院 2001-12 ◇胃管を気管に誤挿入し、栄養剤による誤嚥性肺炎で患者が死亡。 ▲事故:神奈川/横浜市立港湾病院 2000-02 ◇頸部リンパ節の手術後に呼吸停止し、現在も意識不明。 ▲事故:山形/山形大学病院 1996-01 ◇脊髄に誤った薬剤を注入し、脊髄損傷 ●2002年3月分● 【判決】 ■判決:神戸地裁尼崎支部H14.3.5 (事故:兵庫/西宮市立中央病院 1997-02) ◇高熱を出し、発しんやけいれんが出て、死亡。措置の遅れなし。請求棄却。 ■判決:神戸地裁H14.3.6 (事故:不明/宗教法人の病院 1997-08) ◇無痛分娩のための硬膜外麻酔後に死亡。請求棄却。 ■判決:京都地裁H14.3.12 (事故:京都/京都府立医科大学病院 1995) ◇胆嚢摘除術のインフォームドコンセント違反。請求認容(880万円) ■判決:東京地裁H14.3.13 (事故:東京/国立大蔵病院(現国立成育医療センター 1997-08) ◇急性喉頭蓋炎で呼吸困難から脳障害を起こし寝たきり状態。請求認容(2億0800万円) ■判決:神戸地裁H14.3.14 (事故:兵庫/県立尼崎病院 1993) ◇大腿部の腫瘍の除去手術の際に神経を切断し、障害。請求認容(約4880万円) ■判決:名古屋地裁H14.3.15 (事故:愛知/一宮市民病院 1992-04) ◇点滴の注射針を刺入した部位が不適切。認容額330万円。 ■判決:秋田地裁H14.3.16 (事故:秋田/秋田大学病院 1992-06) ◇不妊治療の排卵誘発剤で脳血栓になり、左半身麻痺の後遺症。副作用に対する説明不足。請求認容(330万円) ■判決:東京地裁H14.3.18 (事故:東京/医療法人社団日心会・一心病院 1997-08) ◇点滴中に呼吸困難に陥って死亡。気道管理に過失。請求認容(約1億0050万円) ■判決:和歌山地裁H14.3.18 (事故:和歌山/紀南総合病院 1997-04) ◇肺がん患者の胸水除去。同意を得ないままの処置。請求認容(3000万円) ■判決:鹿児島地裁H14.3.20 (事故:鹿児島/県立大島病院 1997-08) ◇無呼吸発作時の対処が遅れ、低酸素脳症から死亡。請求認容(1460万円) ■判決:鳥取地裁H14.3.26 (事故:鳥取/県立中央病院 1996-01) ◇不妊治療中に子宮癌で死亡。がん発見の遅れ。請求認容(約6400万円) ■判決:東京地裁八王子支部H14.3.26 (事故:東京/保谷厚生病院 1998-05) ◇血管撮影のために鎮静・鎮痛薬を注射し検査室へ搬送途中に急変し、死亡。請求認容(2100万円) ■判決:広島高裁H14.3.27 (広島/県立広島病院 1993) ◇胆嚢摘除術中に膵臓を傷つけ、術後多臓器不全で死亡。請求認容(2300万円) ■判決:大阪地裁H14.3.28 (事故:大阪/寝屋川市の産婦人科医院 1995-09) ◇褥婦が出産後間もなく転送先の病院で死亡。出血管理が不十分。請求認容(5700万円) ■判決:札幌地裁H14.3.28 (事故:北海道/札幌市の病院 1991-12) ◇未破裂動脈瘤に対する手術後に障害。説明不十分。請求認容(330万円) ■判決:和歌山地裁H14.3.30 (事故:和歌山/新宮市民病院 1995-11) ◇心筋炎で死亡した女児の診断ミスについての訴訟。請求棄却。 【示談・和解】 ●和解:さいたま地裁秩父支部 (事故:埼玉/秩父市立病院 2000-06) ◇大腸の内視鏡検査で大腸に穴。和解(2227万円)へ。 ●示談2001-11: (事故:三重/三重大学病院 2000-10) ◇異型輸血。病院側が過失を認めて遺族と示談(金額不明) ●和解2002-03-08:高松高裁 (事故:徳島/川島病院 1993-09) ◇腎移植手術後、低酸素脳症、肝不全で死亡。高裁で和解(金額不明) ●和解2002-03-11まで:鳥取地裁米子支部 (事故:鳥取/山陰労災病院 1988-07) ◇髄液検査の後遺症訴訟で和解(2500万円) ●和解2002-03-12:広島地裁 (事故:広島/広島逓信病院 1993) ◇子宮筋腫の手術後、心停止、植物状態。和解(9000万円) ●示談: (事故:三重/松阪市民病院 2000-03) ◇産後の弛緩出血で多臓器不全に陥り死亡した事故で、示談(示談金3500万円) ●和解H14.3.26:東京地裁・大津地裁 (事故:薬害ヤコブ訴訟) ◇ヤコブ病訴訟で、3月25日、和解確認書に調印。 ●和解:千葉地裁H14.3.27 (事故:千葉/船橋市立医療センター 1997) ◇小児の水頭症で、VPシャントチューブの交換がなされず失明した事故で、和解(7500万円) 【その他】 ▲事故:岩手/県立磐井病院 2002-02 ◇手術中に大量出血で死亡。捜査中 ▲事故:京都/宇治徳洲会病院 2002-01 ◇防腐剤のアジ化ナトリウムを誤投薬し、翌日死亡 ▲事故:新潟/国立佐渡療養所 2001-03 ◇胃瘻チューブが外れ腹腔内に経管栄養注入。腹膜炎で死亡 ▲事故(情報開示):宮城/国立仙台病院、国立療養所西多賀病院 ◇宮城県内の国立病院・国立療養所で7件の医療事故 ▲事故(情報開示):福島/国立郡山病院、国立療養所翠ケ丘病院 ◇福島県内の国立病院・国立療養所で2件の医療事故 ▲事故(情報開示):福井/国立療養所福井病院、国立療養所北潟病院 ◇福井県内の国立病院・国立療養所で4件の医療事故 ▲事故(情報開示):静岡/国立療養所天竜病院 ◇静岡県内の国立療養所で2件の医療事故 ▲事故(情報開示):茨城/国立水戸病院、国立霞ケ浦病院 ◇茨城県内の国立病院で2件の医療事故 ▲事故(情報開)示:栃木/国立栃木病院 ◇栃木県内の国立病院で2件の医療事故 ▲事故(情報開示):群馬/国立高崎病院、国立沼田病院 ◇群馬県内の国立病院で4件の医療事故。うち2件は死亡事故 ▲事故(情報開示):神奈川/国立横浜病院と国立相模原病院 ◇神奈川県内の国立病院で7件の医療事故 ▲事故(情報開示):香川/国立療養所香川小児病院 ◇香川県内の国立療養所で2件の医療事故 ▲事故(情報開示):佐賀/国立佐賀病院 ◇佐賀県内の国立療養所で3件の医療事故 ▲事故(情報開示):秋田/国立療養所秋田病院 ◇国立療養所秋田病院からの医療事故報告書で、2件の医療事故 ▲事故:神奈川/社会福祉法人緑峰会横浜市高田地域ケアプラザ 2001-12 ◇ペースメーカー装着者が下肢の空気圧縮式マッサージ器を使用して下肢壊死 ▲事故:青森/国立弘前病院 2000-05 ◇新生児に誤って多量の昇圧剤を投与し、死亡 ▲訴訟中:京都地裁(事故:京都/京都大学病院 2000-02-28) ◇人工呼吸器の加湿器にエタノール。死亡。国が因果関係を認める。 ▲事故:三重/国立三重中央病院 2002-02-06 ◇咳止め液の調剤にシロップと希塩酸を間違える。 ▲送検2002-03-08:富山地検高岡支部 (事故:富山/高岡市民病院 2000-11-22) ◇オーダリングコンピューターへの入力ミスでステロイド剤と筋弛緩薬を誤指示。 ▲提訴:横浜地裁横須賀支部H14.3.8 (神奈川/横須賀市民病院 2001-08-14) ◇心筋梗塞を胃炎などと誤診、2日後に死亡。提訴。 ▲控訴:福岡高裁H14.3.8 (事故:熊本大学病院 1998-05) ◇内視鏡的胆嚢摘除術後の出血で患者が死亡した事故。1審で敗訴した国側が控訴。 ▲事故:神奈川/横浜市立大学市民総合医療センター 2002-02 ◇看護師が患者を間違えて投薬。 ▲事故:千葉/船橋市立医療センター 2002-03 ◇胃瘻チューブ逸脱。2日後に患者が急変して死亡。 ▲事故(院内感染):奈良/医療法人向聖台会当麻病院 2002-03 ◇精神科入院患者2名から結核菌が見つかり、1名が死亡。 ▲訴訟中:金沢地裁七尾支部 (事故:石川/恵寿総合病院 1999-09) ◇新生児の指の切断事故。病院側は後遺症はないと主張。 ▲訴訟中:静岡地裁H14.3.16 (事故:静岡/医療法人聖稜会聖稜リハビリテーション病院 1998-10) ◇リハビリ中の転倒事故で意識障害継続。病院側は全面的に争う姿勢。 ▲起訴:東京地裁H14.3.18 (事故:東京/荒川区・佐藤病院 2000-12) ◇手術ミスで患者が死亡。医師2人を在宅起訴。 ▲事故:茨城/筑波大学病院 2002-02 ◇死体腎移植を受けた患者が、鎮痛剤投与後に、死亡。 ▲事故:沖縄/県立北部病院 2002-03 ◇人工呼吸器のチューブが外れ、患者が死亡。 ▲送検:金沢地検H14.3.20 (事故:石川/石川整肢学園 2001-01) ◇足の手術直後に呼吸困難に陥り、7日後に死亡。医師を書類送検。 ▲訴訟中:静岡地裁H14.3.20 (事故:静岡/静岡赤十字病院 1997-08-08) ◇肺がんで手術し死亡した患者、半年前のレントゲン写真で異常陰影。 ▲提訴:横浜地裁H14.3.22 (事故:神奈川/医療法人成仁会長田病院 1998-04) ◇手術感染でMRSA骨髄炎。提訴。 ▲告訴2002-03-23まで (事故:京都/宇治川病院 2001-01) ◇じんま疹でカルシウム注射をされて呼吸停止し、意識不明の後遺症で、告訴。捜査中。 ▲起訴2002-03-27 (事故:香川/国立療養所高松病院 1999-08) ◇イレウス解除手術後の十二指腸狭窄でステントを用いて穿孔し、再開腹術後に死亡。医師を在宅起訴。 ▲提訴:横浜地裁H14.3.27 (事故:神奈川/横浜市救急医療センター 1999-03-27) ◇診察後に帰宅し、心肺停止。医師の知識不足として、提訴。 ▲事故:新潟/県立新発田病院 2002-03 ◇産婦人科の開腹手術、ガーゼの置き忘れで再手術。 ▲事故:鳥取/鳥取大学病院 2002-02 ◇セントラルモニターの警報音を切っていたため、乳児の心停止に気付くのが遅れ。 ▲事故:千葉/組合立長生病院 1998-12 ◇卵巣腫瘍の疑いで開腹したが、別の後腹膜腫瘍であったため、そのまま閉腹。 ▲事故:神奈川/平塚共済病院 2002-03 ◇ 副鼻腔鼻内内視鏡手術で出血性ショックとなり、後日、死亡。捜査中。 ●2002年4月分● 【判決】 ■判決:京都地裁H14.4.9 (事故:京都/京都第一赤十字病院 1996) ◇出産時のミスで脳障害。請求認容(9600万円) ■判決:福岡地裁大牟田支部H14.4.9 (事故:福岡/大牟田市立総合病院 1990-06-24) ◇脳底動脈瘤の手術ミスで患者が死亡。請求認容(2600万円) ■判決:横浜地裁小田原支部H14.4.9 (事故:神奈川/小田原市・医療法人小林病院 ) ◇気管挿管チューブを誤って食道に挿入し、低酸素血症で死亡。請求認容(4000万円) ■判決:高知地裁H14.4.9 (事故:高知/高知リハビリテーション病院 1995-12) ◇骨折の手術で気道トラブルから低酸素脳症。請求認容(約4600万円) ■判決:仙台高裁H14.4.11 (事故:福島/福島労災病院) ◇睡眠時無呼吸症候群で手術直後に死亡。控訴を棄却(1審:請求認容(約9400万円)) ■判決:青森地裁弘前支部H14.4.12 (事故:青森/健生病院 1992-05) ◇脳性麻痺で生まれた児に対して、分娩時の管理の過失。請求認容(約5100万円) ■判決:名古屋地裁H14.4.12 (事故:新潟/県立がんセンター 1994-09、1995-01) ◇結核腫との診断したが、その後に肺がん末期と判明。請求認容(約3900万円) ■判決:福岡高裁H14.4.16 (事故:福岡/福岡刑務所 1994-07) ◇受刑者の視力障害後遺症。刑務所の病院移送に遅れ。請求認容(170万円) ■判決:大阪地裁堺支部H14.4.17 (事故:大阪/ベルランド総合病院、大阪/大阪南脳神経外科病院 1994-11) ◇交通事故の男児が2つの医療事故が重なり死亡。注意義務違反と安全管理義務違反。請求認容(約8200万円) ■判決:相馬簡裁H14.4.17まで (事故:福島/公立相馬総合病院 2000-12) ◇誤って止血剤を投与した看護師が業務上過失致死罪。有罪(罰金50万円) ■判決:神戸地裁H14.4.22 (事故:兵庫/県立加古川病院 1997) ◇肝がん手術で出血死。術前準備が不十分。請求認容(約1450万円) ■判決:福岡地裁小倉支部H14.4.23 (事故:福岡/市立八幡病院 1998) ◇胃潰瘍を胃がんと誤診し胃切除。病理診断の過失。請求認容(約2000万円) ■判決:東京高裁H14.4.24 (事故:東京/国立東京医療センター 1994-01) ◇術後出血による呼吸停止。請求を棄却した1審判決を取消し。請求認容(約2900万円) ■判決:福島地裁いわき支部H14.4.24 (事故:福島/福島労災病院 時期不明) ◇全身性エリトマトーデスをリウマチを誤診したとの訴訟。請求棄却。 ■判決:大阪地裁H14.4.25 (事故:大阪府北区/美容・形成外科「わだ形成クリニック」1997-02) ◇形成手術でかみ合わせが悪化。請求認容(約440万円) ■判決:東京地裁H14.4.26 (事故:埼玉/春日部市立病院 1998-04) ◇義歯誤嚥。胃カメラに失敗して開腹手術。請求認容(113万円) ■判決:青森地裁弘前支部H14.4.26 (事故:青森/弘前大学病院 1996、弘前中央病院 1997-02) ◇大腸ポリープと診断。誤診と手術ミスを主張した訴訟。請求棄却。 【示談・和解】 ●和解2002-04-01:東京地裁 (事故:東京/東京都立母子保健院 1998-10) ◇喘息性気管支炎で入院中にうつぶせ寝で死亡。両親が都と和解(2500万円) ●示談(事故:岩手/釜石市民病院 1995-06) ◇内視鏡で十二支腸穿孔の患者と示談(3500万円) ●示談:(事故:北海道/深川市立総合病院 2001-06) ◇術後の感染で失明。術前処置で予防できたと認めて示談(2286万円) 【その他】 ▲事故:愛知/市立半田病院 2002-03-31 ◇胃管を誤って肺に入れ、水分投与。患者は約6時間後に死亡。 ▲事故:大阪/美容・形成外科「わだ形成クリニック」 2002-02 ◇性別適合手術後、容態が悪化。肺水腫で転院1時間後に死亡。 ▲事故:岐阜/身体障害者療護施設「飛騨うりす苑」 2002-04 ◇入所者が誤投薬で死亡の疑い。 ▲事故:奈良/奈良県立医科大学病院 2002-03 ◇アンプル入りの注射用局所麻酔薬を外来患者に手渡す。 ▲提訴:東京地裁H14.4.4(ハンセン病訴訟) ◇療養所入所者の遺族と入所歴のない元患者37名が新たに提訴。 ▲起訴:(事故:三重/三重大学病院 2000-10) ◇異型輸血の医師、略式起訴。 ▲提訴:新潟地裁高田支部H14.4.8 (事故:新潟/頚南病院 1994-10) ◇椎間板ヘルニア手術後の後遺症で、提訴。 ▲事故:富山/町立あさひ総合病院 2002-04-04 ◇人工呼吸中の患者で呼吸器回路の継ぎ間違えで意識不明。5日後に死亡。 ▲提訴:新潟地裁H14.4.8まで (事故:新潟/新潟逓信病院 1999-02) ◇妊娠時の適切な診断と治療がなかったために脳性麻痺として、提訴。 ▲事故:北海道/札幌医科大学病院 2001-12 ◇重度の貧血を見逃し、死亡。 ▲提訴:津地裁H14.4.11 (事故:愛知/名古屋第一赤十字病院 2001-10) ◇子宮の摘出手術中に出血多量で死亡。手術ミスとして、提訴。 ▲控訴:大阪高裁H14.4.11 (事故:和歌山/新宮市民病院 1995-11-15) ◇心筋炎で死亡した女児。1審判決を不服として控訴。 ▲提訴:福島地裁H14.4.12 (事故:福島/福島県立医科大学病院 1995-05) ◇帝王切開既往の妊婦、自然分娩で子宮破裂から児が脳性麻痺に。 ▲事故:神奈川/済生会平塚病院 2002-04 ◇胃管投与の整腸剤を新人看護師が誤って静脈投与し、患者死亡。 ▲事故(副作用):新薬オランザピン(輸入販売元:日本イーライリリー/神戸) ◇新薬に副作用、二人が死亡。緊急安全性情報を出して注意を呼びかけ。 ▲告訴2002-04-18まで (事故:東京/足立共済病院 2001-02) ◇交通事故患者が急変して死亡。告訴。 ▲事故(ヒヤリハット):山梨/市川大門町立病院 2002-03 ◇点滴の薬剤間違え、患者が気付く。 ▲事故:高知/県立中央病院 2002-04 ◇骨髄液採取中に胸部の動脈に誤穿刺。患者は3日後に死亡。 ▲事故(安楽死):神奈川/川崎協同病院 1998-11 ◇喘息重責発作で心停止。蘇生後、人工呼吸中の患者。気管チューブを抜去し、鎮静剤と筋弛緩薬を与え、死亡させる。 ▲事故:東京/大久保鍼灸指圧院 2002-04 ◇鍼治療後に呼吸困難で死亡。 ▲事故(院内感染):群馬/富士重工業健保組合総合太田病院 2002-04 ◇セラチアによる院内感染で2人死亡。 ▲提訴:横浜地裁川崎支部H14.4.24 (事故:神奈川/川崎協同病院 1994-04) ◇誤診で開胸手術として、提訴。 ▲事故(情報開示):大阪/市立泉佐野病院 ◇医療事故で関連書類を全て開示。 ▲提訴:京都地裁H14.4.26 (事故:京都/宇治川病院 2001-01) ◇じんま疹でカルシウム注射をされて呼吸停止、意識不明の後遺症で、提訴。 ▲事故(機器):大動脈内バルーン(IAB)カテーテル ◇IABPカテーテル使用が原因の死亡事故。2件報告。 ▲事故:滋賀/公立高島総合病院 2002-03、2002-04 ◇期限切れの風疹ワクチンを接種。 ▲事故:東京/練馬区立関町特別養護老人ホーム ◇食事がのどに詰まり死亡。ナースコールがなく、看護師の到着が遅れる。 ▲処分:(事故:山形/山形大学病院 1996-01) ◇ミス隠蔽の診療科長、懲戒処分(減給1カ月)。 ▲事故(医療機器):東京/都立豊島病院、アコマ医科工業、タイコヘルスケアジャパン 2000-11、2001-03 ◇人工呼吸で2つの会社の器具を組み合わせて使い、換気不能に。2児が死亡。 「患者のための医療」へ戻る |
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