『癌の臨床』投稿規定(45巻3号より)
I. 投稿について
- 本誌は、癌の臨床に密接に関係ある総説、原著、症例などの論文で、
同内容を他に印刷公表していない創意に富んだものの投稿を受付けます。
- 投稿論文の採否は編集委員会で決定します。不採用の論文は速やかに返却いたします。
なお、掲載順序は原則として採用受理順です。
- 原稿は2通(1通はコピーで結構ですが、写真は2通ともoriginal)をお送りください。
- 掲載しました論文(写真・図・表を含め)は返却いたしません。
- 原稿枚数(B5判、400字詰原稿用紙)
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枚数 (図・表・文献を含む) |
抄 録 |
組頁 |
無料 掲載頁 |
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英 |
和 |
総説
原著
症例
資料 など
臨床経験 |
20枚以内
15枚以内
15枚以内
15枚以内
12枚以内 |
150語
150語
150語
150語
― |
300字
300字
300字
300字
― |
5
4
4
4
3 |
3
3
3
3
2 |
30
30
30
30
30 |
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※1. |
組頁は図・表・写真などの大小により異なりますのでおおよそのめどです。 図・表・写真は1枚につき原稿用紙1枚に換算してください。 |
※2. |
共同執筆者は10名を越えないようにしてください。 |
※3. |
英文抄録には150語の抄録の他に主題、著者名、所属名、 3語程度のKey wordsを必ずつけてください。 |
※4. |
和文抄録にも3語程度のキー・ワーズ(英文key wordsの和訳)を必ずつけてください。 |
※5. |
和英抄録とも制限字(語)数を厳守してください。 |
※6. |
別刷の有料分は50部単位で作製いたします。 |
・抄録は和英とも掲載いたしますので、内容は十分吟味してください。
・英文抄録はダブルスペース以上に打ち、用紙は縦使いにしてください。
・英文抄録は外部の専門家に校閲を依頼しております。和文抄録はその際の参考にしますので、内容の一致に留意してください。
略語、略記号は世界的に共通な場合は除き、初めは正式名を書いてください。 和英の抄録は、
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原著論文の場合 |
目的(背景) |
: |
研究目的とそれを考えるに至った背景を記載。 |
方法 |
: |
研究方法を記載。この中に研究期間、症例数、症例の背景因子などを記載。 |
結果(成績) |
: |
研究結果を記載。 |
結論 |
: |
結果より引き出される結論を記載。 |
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症例報告の場合 症例―臨床的・病理学的検討―結論
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の順に書いてください。すなわち、論文の内容が抄録を読めば十分に把握できるように書いてください
(例として、英文ならNew Engl J Med、和文ならJAMA(日本語訳)の抄録の書き方などをご参照ください)。
・上記の和英抄録のない論文は受付けかねますのでご注意ください。
6.論文の構成は、つぎの見出しでまとめてください。
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原著:はじめに(目的を含む) |
1. |
対象(材料)・方法 |
2. |
成績(結果) |
3. |
考察 |
まとめ |
*研究方法、研究材料、研究結果あるいは自他の研究成績の解釈において新知見、 または創意が含まれているもの、およびこれに準ずるもの。
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症例:はじめに |
1. |
症例 患者、主訴、既往歴、家族歴、飲酒歴、喫煙歴、現病歴、入院時現症、X線、CT、組織など各種検査所見 |
2. |
臨床的ならびに病理学的検討 |
3. |
考察 |
まとめ |
*その症例がきわめて珍しいものであるか、あるいは、珍しくはないが、病態、診断、治療などに
新知見を加えたもので、臨床的ならびに病理学的にきちんと検索されているもの (病理学的所見が関与する場合は必ず病理の責任者を共著者に加えてください)。
- 再投稿論文では、査読者のコメントに対する回答を箇条書きにして、修正箇所が分かるようにしてください。
なお、再投稿までの期限を3カ月とさせていただきますので、ご了承ください。
- 投稿論文の掲載料は組上がり3頁(臨床経験は2頁)まで無料ですが、
超過頁につきましては、1頁につき10,000円の割合で負担していただきます。
ただし、3頁以内でも版下代、写真・図製版代、表組代、カラー印刷代は実費を負担していただきます。
- 薬剤の効果に関する研究論文については、掲載料を別途に申し受けます。
- 標題・用字・用語など編集委員会で修正する場合がありますので、ご了承ください。
- 筆頭著者と校正者および責任者が異なる場合は、その旨を明記してください。
また、上記校正者・責任者が投稿後、所属先に変更があった場合は、必ずご連絡ください。
- 論文は万一のため、簡易書留あるいは書留でお送りください。
II. 論文の書き方について
- B5判400字詰原稿用紙を使用し、楷書、新かな使い、口語体、当用漢字でお書きください。
- ワープロを使用する際は1枚に20字×20行ずつ印字して、行間を広くとってプリントアウトしてください。
また、テキスト保存(またはDOS保存)したフロッピーディスクを一緒にお送りください。
- 本文中、専門的な略語を使用する際は、初出時に正式名を書きそれに続いて略語を括弧内に示してください。
例:biological response modifier (BRM), Radiation therapy (RT)
- 度量衡単位はmm, cm, ml, ml, mg, %, ℃などのCGS単位、数字は算用数字を用い、外国名は原語のまま、間違いのおきないようタイプしてください。ただし、日本語化している言葉はカタカナで表記してください。
- 文献の表記
必要最小限とし、引用順にして、本文中の引用箇所に肩番号をつけてください。書き方はつぎの形式を守ってください。
a)雑誌の場合
著者名(3名まで表記しそれ以上は・他、etalとする):標題。誌名(医学中央雑誌あるいはIndexmedicusに従う)巻:頁-頁、発行年
b)書籍の場合
著者名:標題。書名(編者あるいは著者名)、発行所、発行地、頁-頁、発行年
[例]
a)雑誌
1)太田邦夫、菅野晴夫、梶谷鐶・他:早期胃癌の病理学的検討。癌の臨床23:215-220,1976
2)Strohm WD, Phillip J, Hagenmullar F, et al: Ultrasonic tomography by means fiberendoscope. Ann Intern Med 12: 241-244, 1985
b)書籍
3)坂元吾偉:良性上皮性腫瘍。乳腺腫瘍病理アトラス(坂元吾偉著)、篠原出版、東京、9-19,1987
4)McDivitt RW, Haagensen CD: Tumor of the Breast. Atlas of Tumor Pathology (McDivitt RW ed.), MTP Press, New York, 103-128, 1989
- 写真および図表はB5判に納まるものとし、標題(和文)および簡単な説明をつけ、おのおの1枚ずつ別紙(B5判白用紙)に貼付し、挿入箇所を本文中に明示してください。
・写真の大きさは手札サイズとし、文字、矢印などを記入する際はトレーシングペーパーをかけた上から、明示してください。
・カラー印刷を希望される場合は、論文提出時にその旨を明記し、鮮明なカラーの紙焼きをご提出ください。
・図は小社にてトレースいたしますので、下書の原稿で結構ですが、ポイントとなる箇所は明示してください。
- 他の文献より文章・図・表などを引用される場合は、あらかじめ著作権者の了解を得てください。また、その際には、出典(著者名、書名〈雑誌名〉、発行年、頁、発行所)を引用箇所に明示してください。
- 校正は初校のみ著者校正、再校以後は編集部に一任してください。
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